水素水の効果

世界にはフランスのルルドの水、ドイツのノルデナウの水、メキシコのトラコテの水、インドのナダーナの水、日本の日田天領水など病気を治すという「奇跡の水」があります。
病気に悩む人は奇跡の水に希望を託して、その水を求めてやってきます。
糖尿病、アレルギー、アトピー、喘息、エイズ、ガン、B型肝炎、皮膚病、白血病、腰痛など様々の病気が改善されたという水です。
九州大学大学院の白畑教授はガーデック博士と共同研究を行い、後述のノルデナウ水や、トラコテ水は活性水素を豊富に含み、活性酸素(病気の原因となる)を消去する酸化還元電位の低い水素水であることを明らかにしました。

日本でも酸化還元電位の低い水素水といわれる水があります。
秋田県の「玉川温泉」、 群馬県の「釈迦の温泉」、富山県の「穴の谷の霊泉」、大分県の「日田天領水」などです。

★注 「活性水素」は非常に不安定で、短時間で消滅してしまうため、どんな名水、温泉でも、その場所に行き、湧き出たばかりの水を飲んだり、温泉に入らなければ効果は期待出来ないとのこと。 但し活性水素以外の成分による効果のものはこの限りではない。
そんな「奇跡の水」は水素を豊富に含んだ水素水であるということが明らかになってきた。

それでは、世界の水素水は一体どんなものでしょうか?

ルルドの水(フランス)

フランスのルルドの泉は1858年に聖母マリアから少女ベルナデッタがお告げを受けた場所で、そこから水が湧き出たという伝説があり、その水には、怪我や病気を治す力があるといわれています。
現在では年間500万人の巡礼者が訪れるルルドは、カトリック最大の聖地とです。そのため、泉が枯れないように、「湧き出る泉は見学のみ」というルールで、観光客や巡礼者達は、泉から引いた蛇口で「奇跡の水」を汲むことになっています。周囲には、水を入れるポリタンクやマリア像を売る土産物屋が並んでいます。
また、1日何千人もの人が利用する泉の水を使った沐浴場は、白く濁っているのに、この水には、なぜかバイ菌がまったくいません。
しかし、ルルドの泉で病気が治ったと自己申告をした人は、1862年以来約7000人もいますが、教会から正式に認定された奇跡の症例は、わずか66例しかないようです。奇跡の認定数が少ないのは、教会側が厳しい基準を設けているともいえますが、その厳しい基準をパスして奇跡と認められた症例が、果たして本当に奇跡であったのかどうかについては、よくわからないよいうです。

ノルデナウの水(ドイツ)

ドイツのノルデナウという町にある洞窟で、1991年大変きれいな水の泉が発見されました。ホテル業をしていたトメスがオランダ人の客からワインについていろいろ注文をつけられた為、「それなら自分でワインを選んでくれ」とワインの貯蔵庫にしていた廃坑に連れて行ったところ、「ここは強いエネルギーを感じる。ここの湧水を飲むと病気が癒されるだろう。」と話したといわれています。
その噂が広がり、実際に様々な病気が癒され、チェルノブイリ原発の事故には白血病が治った人もいたそうです。
今では奇跡を求めて、1日に何百人という人が、この洞窟を訪れています。
また、医師のガーデック博士はホテルの隣に診療所を開設し、多くの患者さんを診察・治療しながら、彼が「ノルデナウ現象」と名付けた不思議な病気改善効果について研究してます。

トラコテの水(メキシコ)

メキシコのトラコテという小さな村の、ある牧場の井戸から湧き出す水が、さまざまな病気を治す「不思議な力を持つ水」として、海外からも数多くの人々を集めています。
1991年、犬の散歩中、怪我をして倒れてぐったりしていた犬にこの井戸の水を飲ませたら突然歩きだしたということがあり、それ以来、年間300万人ものその噂を聞いた人がこの水を飲み、神経麻痺や糖尿病、子宮がんなど様々な病気が治ったという話が続いたのです。
2000年11月26日、メキシコの奇跡の水が万病を治すと日本テレビの「特命リサーチ200X」という番組で紹介された「トラコテの水」は、分析結果から活性水素を多く含んでいるということが判明しました。自然界の中で、この活性水素を含んだ水は非常にまれなことだそうです。
活性水素とミネラルが結びついて体内にできる毒性のある活性酸素を取り除き免疫力を高めアレルギー・糖尿病・リウマチ・高血圧・がん・アトピーなど現代医学では治りにくい病気に効果があるようです。

ナダーナの水(インド)

インドのナダーナ村で、1992年、枯れ井戸から再び水が吹き上げました。
この時作業をしていた一人の井戸掘り職人が、作業中、目に雑菌が入り、井戸水で目を洗ったところ一晩で回復し、さらに持病の夜盲症まで治ったのです。
そして、何人かの村人が水浴びをすると皮膚病が治ったり、5歳の小児麻痺の少女がこの水のおかげで一週間で歩けるようになったりということで、たちまち評判になり、「ナダーナの水」には、今では毎年50万人もの人が押し寄せているそうです。